交通事故治療

交通事故時に多いむちうち症とは

「むちうち」というのは病名ではなく総称であり、具体的な種類は以下のものがあります。

・頸椎捻挫（けいついねんざ）

頸椎捻挫はいわゆる一般的なむちうちで、首や肩に寝違えたような痛みを感じます。 靭帯などに異常があるとされており、むちうちの中でも一番なりやすいといえます。

・神経根症状型（しんけいこんしょうじょうがた）

神経根症状型は、神経根を負傷してしまった状態です。 そのため首の痛みだけではなく、身体のしびれ、顔の筋肉の異常などを感じことが多くなっています。

・脊髄症状型(せきずいしょうじょうがた)

脊髄症状型は脊髄を負傷してしまった状態です。 頭痛や足のしびれを感じ、めまいなども引き起こすことがあります。

・バレリュー症状型

バレリュー症状型になると、頭痛を感じることが多いです。 また頭痛、耳鳴りなどを自覚するケースも多くなっています。

・脳脊髄液減少症(のうせきずいえきげんしょうしょう)

脳脊髄液減少症は脳脊髄に異常がある状態です。 首や背中の痛みだけでなく、頭痛や吐き気、めまい等を引き起こすことも多いです。

むちうちの治療法とかかる治療期間や来院頻度

むちうちの治療は整形外科や接骨院の鍼灸で行うのが一般的です。

治療法は状態によっても違いますが、まずは整形外科で検査を受けて治療方法を提案してもらうようにします。

むちうちといっても状態や損傷部分は異なるため、その状態にあわせて治療方法を決めていくことになります。

しかし病院は対処療法をするための場所ですので、治療が終わっても痛みが残る場合は接骨院などに通うのが効果的とされています。

またむちうちになると首を動かしにくくなるため、筋肉や関節が動きにくい状態になってしまうことがあります。

そのような場合にはストレッチも効果的です。 治療期間は人にもよりますが、多くの人が3ヶ月ほどで終わります。

しかし病院での治療が終わっても痛みや違和感が残ることがあるので、その後は接骨院や鍼灸院に通うケースもあります。

通院頻度もむちうち症状の状態によって異なりますが、1週間～2週間に1回程度が一般的とされています。

むちうちはそのまま放置してしまうと悪化してしまうことが多いです。 首が痛むとそれをカバーするために背中や肩に負担をかけることになるので、痛みがなかった部位も痛める可能性があります。 むちうちが重症化してしまうと生活に支障がでてきて、身体を動かすことも大変になってきます。

当院は重症化したむちうちの施術を多く行ってきた実績があり、状態を回復させることを一番に考えて施術を提案しています。

整形外科と接骨院ではアプローチ方法が異なりますが、整形外科で結果が出なかった患者様も当院に通ってから回復したという声も多くいただいております。

多くの経験と知識からどの施術が良いのかを提案させていただくので、「治療が終わってもなんか違和感がある」「もう良くならないのではないか・・」と不安を感じている方でもぜひ一度お越しください。